高知アカメ釣行(2022年1月)

正月休みを利用し久々の高知へ。今回はほせお君と釣行。

長いこと高知へは来ていなかったので、ボートが壊れていないか不安だったが無事でした(笑)

久しぶりの浦戸湾、そのうえ1月のボート釣行は初めてだったため状況は全く把握できていない。

そのため、状況把握も兼ねてランガンでテンポよくポイントをまわることに。

テンポよく各ポイントをまわるが、ベイトが薄い、というかほとんど見当たらない。

シーバスの反応はあるがアカメの反応は全くない。

これぞアカメ釣りという展開(笑)

ポイントを絞る。ショートバイトに悩まされる

いくつか見て周ったが結局どこもイマイチだったので、地形的に潮位が下がるにつれベイトやアカメが回遊してきそうなポイントで粘ることに。

潮位が下がり流れが効くにつれヒラスズキっぽいゴン!というバイトが多発してくる。

このアタリはヒラだろうなと思いつつ何とか乗らないか色々試した結果ジョイクロでヒット。

やはりヒラスズキという(笑)

そうこうしていると、上から何かのベイトが落ち始める。

これは、そろそろ時合いかも。

投げ続けるが、コツンというショートバイトばかりでなかなか乗らない。

何かがずれている。それは分かるのだが一体何がズレているのか見当もつかない。

ルアーか?通すコースか?巻きのスピードか?リアクションかナチュラルな攻めか?

今のところ唯一のヒントは多発するこのショートバイト。

アカメのバイトは大きいことが多いので、このショートバイトはシーバスの可能性が高いだろう。

いや、もしかしたらアカメの可能性もあるかもしれない。何らかの理由でバイトが慎重になっているとしたら?

そうであれば、リアクションで反射的に食わすか、徹底的にスローな攻めをするかどちらか。

リアクション狙いはやりつくしていたのでスローに攻めることに。

●ついにヒット。しかし…

ジョイクロを魚のついているであろうと妄想し、そのポジションの少し上流に落とし、ラインにテンションを掛けながら自然にポジションに流し込んでいく。

クロスからダウンへジョイクロが流れラインのテンションがMAXになったときスローに巻きを入れる。

広島市内河川で何本もランカーを掛けたやり方。凄腕で何回も優勝してた頃を思い出すな~と感傷に浸っていると、

コツ!

と微かなバイト。しかしここで合わせるとすっぽ抜けることが多い。鋼の平常心を保ち耐える(笑)

そのまま何事もなかったかのようにゆっくり巻き続けると魚の重みがロッドに乗る。

シーバスならここで合わせをいれるのだが、半端ない重量感と走り。

合わせを入れるまでもなく勝手にフッキングされる。

これはアカメだ!やった!

かなりの重量感。そのうえ走りが止まらない。

こりゃデカい。手ごたえ的にメーターは間違いなく超えてる。

2回ほどランをしのいだが、次の走りでフッとテンション抜ける。

バレた…

絵に描いたようにがっくりと膝を落とす(笑)

これアカメをバラしたことのある人ならわかってもらえると思う(笑)

千載一遇のチャンスを逃す。だが同時に手がかりを得る

がっくりきたが、手がかりも得た。

今日のこのポイントスローな攻めがあっているということだ。

だが、バラしたということはまだ食いが浅い。

過去の経験上、このパターンはおそらく攻め方は合っているがルアーがズレている。

これは非常に大きなヒント。

しかし、どのルアーかまでは分からない。

せめて上から落ちてくるベイトが何か分かればルアーを絞れるのだが。

で、注意深くベイトの立てる波紋を観察する。

どうもベイトの大きさはそこまで大きくないぞ。おそらく15㎝程度か?コノシロっぽくもない。イナ?サッパ?

そこでふと思い立つ。こんな展開に効くルアーあるじゃん。

それはこれ。フラッグ170。

入手困難なプレミアルアー。

●見事にハマる

先ほどのヒットと同じようにピンに流し込む。

ゴっ!

さっきより少し強いバイト。

よっしゃ乗った!しかし、こりゃバイトの手ごたえ的にヒラっぽいな。

しかも、そんなに走らない。先ほどのアカメより全然弱い。

これはヒラじゃヒラ。とほせお君に言いながら余裕でファイト。

しかし、途中で重くなる。

ん?ヒラにしては重いな。ランカーヒラスズキかな?

と思いながら寄せてライトで照らしてみると…

うわ!アカメやん!

とたんに慎重になる俺(笑)

サイズはお子様だがまぎれもないアカメ。

フラッグ170を丸呑み。

見事に攻め方が合っている証拠。

それよりなによりやってやった感が十分なヒット。狙って掛けた感じ。これはなかなか気持ちいいぞ(笑)

●ついに…

さらなるアカメを目指し同じように攻める。

すると、またしてもヒット!

今度はすごい引き。

これはヤバいやつ掛けたかも。

とにかく止まらない。

障害物に突っ込んでいくアカメ。なんとかスプールを指で押さえて耐えるが、不安なのはルアーの強度。

あまり強引なファイトは怖い。

なんとか障害物から離すが、流れも相まってとにかく重い。

へとへとになりながらボートまで寄せるが、でかすぎて取り込みが大変。

ほせお君に取り込んでもらい計測すると・・・

まさかの130㎝。

新年早々できすぎ。

ガッツリいいところに掛っている。

●そしてほせお君にも

3本のアカメとファイトし疲れたので休憩しほせお君の応援をすることに。

その間にショートバイトはある様子。

ほせお君はフラッグ持っていないとのことだったので貸してみる。

すると…

まさかのヒット。

フラッグつえ~

108㎝のアカメをキャッチ。

いや~、こりゃできすぎやわ。

●そして次の日また…

満足したので次の日少しだけやって帰ろうということに。

で、次の日。

この日は前日と打って変わってバイトがない…

これぞアカメ(笑)

全く予測不能(笑)

こりゃダメやねと、半分あきらめながら投げてると…

ゴツン!

太いバイトとともにドラグを鳴らしながら突っ走る。

こりゃデカい!止まらん!

とっさにドラグを目一杯しめる。

しかし止まらない。

こ、こりゃ昨日の130より引くぞ。

1回目のランをなんとか耐え、寄せにかかるがとにかく重い。

そして、また走り出す。

と、止まらん。ドラグはこれ以上締まらない。

スプールを親指で押さえるが手が濡れているからかそれでも止まらない。

フッとテンションが抜ける。

止めきれず障害物に擦れてラインブレイク…

化け物みたいな引きだった…

最後は残念だったが、二人とも釣れて満足かな。

毎回こうなら良いのだが(笑)

使用タックル

ロッド:シマノワールドシャウラ1754

ワールドシャウラの4パワー。

4パワーあればアカメにも十分耐えうる強さです。

ジョイクロなど50g程度の軽いルアー中心ならばちょうどいい硬さでしょう。

ただし30㎝以上のビッグベイト使う場合はもう少し強いほうが安心。

私の場合、大きめのルアー主体なので、5パワーを使用することが多いです。

今回はフラッグだったので4パワー。

ちなみに高知でアカメを狙う場合30㎝以上がビッグベイトでジョイクロ178はライトルアーの部類に入ると思っています(笑)

私が使用しているのは古いモデルです。

【シマノ】2021追加機種 ワールドシャウラ 1754R-2【4969363399977】
by カエレバ

リール:シマノカルカッタコンクエスト301

言わずと知れた名作。

アカメに使うなら300番からが良いかも。

私の場合軽さ重視で200番を使用することも多いです。

(5)シマノ 18′ カルカッタ コンクエスト 301 (左ハンドル) (2018年モデル) /ベイトキャスティングリール/カルコン/NEW
by カエレバ

ライン:PE6号

リーダー:フロロ120lbs

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする