ショートバイト(アカメ以外にも活用可)

アカメをルアーで狙っている人やブログなどを見ているとショートバイトに悩む人を多く見かけます。

実際自分もアカメを狙っていてショートバイトが多発し、乗らない!となることもよくあります。

では、なぜショートバイトとなるのか?

アカメのバイトは特徴的ですぐに判別できます。

ショートバイトということはルアーに触るところまでは来ているのでかなり惜しいといえます。

ところが針に掛るほどではないということはもう一点何かが足りないといえます。

ではあと何が足りないのか?考察してみた。

①単純に時合いでない

ポイントはもちろん、攻め方、ルアーなどあらゆる部分は適切だったが、ただ一つ、その時が時合いでなかった。

これもよく経験することですが、同じ攻め方、ルアーなのに投げるタイミングが違っただけで針掛りが全く違うというのはたくさん経験します。

それまでショートバイトだったのに、時合いに入った瞬間から丸のみになるなんてことはよくあります。

②活性が上がっていない

例えば急激に水温が上がり(下がり)すぎたなど、何らかの外的要因によりアカメの活性が下がってしまったときはやはりルアーに対する反応は薄くなるでしょう。

この場合、人間に対応することはかなり難しくなります。

活性の高いエリアを探すしかないでしょう。

③スレている、スレた

何度も何度も同じルアーを通すうちにアカメがスレてしまい反応が薄くなることもよくあります。

あるいは、入れ替わり立ち代わりアングラーに攻められるような人気ポイントはスレしまいルアーに対する反応が薄いこともあるでしょう。

理想は時合いの瞬間に適正なルアーを適正なコースで一発で通すことです。

全ての読みが当たり(多分(笑))一撃必殺でヒットに持ち込んだ時の爽快感はアカメゲームの醍醐味の一つであるともいます。

アカメはシーバスに比べるとリアクション要素が強い分スレたときの難しさは倍増するよう感じます。

④ルアーがあっていない

ほとんどの人が真っ先に思いつくのはこれでしょう。

ロール主体のルアーだとショートバイトだがウォブリングを強めたルアーに変えるとがっつり食ってきたなんてこともよくあります。

問題はルアーの要素はたくさんありそのうちどの部分に反応しているのかを探るのはなかなか難しいところです。

動きなのか?

大きさなのか?

シルエットなのか?

レンジなのか?

あるいはそれらの複合なのか?

全ての組み合わせを試そうとするならば結構な時間がかかりすぎるので、そこにはある程度の読みが必要となります。

⑤攻め方があっていない

同じルアーを同じタイミングで通していても特定の人だけヒットすることがたまにあります。

このような場合はその人の攻め方が魚とマッチしていると考えられます。

巻くスピード

途中で何らかの操作を入れる

レンジ

そして、よくあるのがルアーを通すコース、向きなどです。

頭が流れに対して上に向いていないとヒットしないなんて経験も過去にありました。

大まかに分類すれば以上となります。

あくまで私の経験上の話なので、もちろん、ほかの要素もあるかもしれません。

そして、ここが一番重要なことなのですが、

アカメがルアーに食いつくかどうかは、あくまでアカメの都合であって我々アングラーの都合ではないということです。

そう考えると、釣りにおける上手さや醍醐味とは、ルアーを操作するテクニックでなく、どこでいつルアーを投げるかであると自分は考えます。

我々アングラーはすべてをコントロールできると思ってしまいがちですが、自然が相手である以上、自分にコントロールできない要因が多々あることを自覚し、自然に合わせることも時として必要となるでしょう。

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