アカメは雨や濁りを嫌うのか?
アカメは雨で濁りが入ると釣れなくなる、塩分濃度が下がると釣れなくなる。
このような話をよく聞きますし、自分も最近までそう思ってました。
雨に関しては、アカメ狙い始めた当初から良い影響があると感じていましたが、濁りに関しては明らかに活性が下がるように感じていました。
低気圧はアカメの活性を上げるが、濁りはアカメの活性を下げる。そう思っていたのです。
しかし、昨年から今年にかけての釣行で実は濁りが入った方が釣りやすくなるのではないかと思うようになりました。
実際に濁りが絡んだ状況で明らかにアカメの活性が上がった経験を何度もしました。
ではなぜアカメが濁りを嫌うと思うようになったのか?
①先入観
事前に得る情報というのが後々まで尾を引くというのは否めません。
多くの人から濁りがアカメに良くないと聞いていたことによる先入観というのは間違いなくあったと思います。
②実際にアカメが塩分濃度に影響されていると感じる場面がある
浦戸湾内の水の塩分濃度は一定ではありません。
塩分濃度が濃い水と薄い水が完全には混じらず潮の満ち引きによって湾内で移動しています。
同じ一つの場所でも、塩分濃度の濃い水が行ったり来たりしている状況です。
また、日によってもコロコロ状況が変わります。
放水もしていないのに、ひたすらに塩分濃度の薄い水しか回ってこない日があった次の日に塩分濃度の濃い水しか回ってなかったりもします。
塩分濃度の濃い水が回ってきたときや塩分濃度のうすい水が抜けた瞬間にアカメが捕食を始めると感じることが非常に多いです。
この経験が濁りはダメという考えを強化しました。
③釣れない
まあ、雨が降ろうが降らなかろうがホゲるときはホゲますよね。
濁りは言い訳になります(笑)
人は言い訳を欲するものです(笑)
では濁りにどう対処すればよいのか?
一番重要なところです。
現在の自分の考えとしてまとめますが、自分自身まだ経験不足、実績不足であるので今後また考えが変わる可能性があることをご了承ください(2019年5月現在)
そもそも濁りが入ってダメになる一番の原因は、状況の変化によってベイトのポジションや場所が大きく変わるからだと思います。
また、状況によってはアカメ自体のポジション、居場所が変わることもあると思います。
濁りによって釣れないというのは、この状況に変化にアングラーがついていけなったと考えます。
濁りによってベイトが抜けたとしても、そのベイトが完全に消えてなくなるわけではありません。
どこかにそのベイトがいるはずです。
濁りによってベイトが抜けた場所があるならば濁りによってベイトが差してくる場所もあるわけです。
また、アカメの居場所は変わらなくとも、ヒットポイントやコースが変わることもあり得ます。
それらの変化にいち早く気づき、どう修正するか?
これに尽きると思います。
濁りが入ることで釣れなくなるならば、いつも自分がやっていることと何かを変える必要があるというサインということです。
現状言えるのは濁りはアカメの活性を上げるのではないかということです。