ルアーで釣れるということは、多かれ少なかれそこには必ずリアクション要素が入っています。
どれだけリアルなルアーを使おうが、リアルに動かそうが、そこにリアクションで食わす要素がなければ魚は釣れない。
どこの部分にリアクションを入れていくかがルアーに魚を反応させる最大のキモだといえます。
(ちなみに、攻め方、ルアーともにある一定以上ナチュラルに寄せれば寄せるほど難しい釣りとなります)
例えば、上流から流下してくるベイトを偏食しているパターンであれば、ダウンよりもアップから流していく方が反応が良いはずです。
このような場合での最大のキモは流していく方向であり、それ以外の要素は意外とアバウトでも釣れるでしょう。
ベイトがなんなのかを観察することは大事ですが、そのベイトにいかに似せていくかということよりも、対象となる魚が捕食するときにどのような部分に反射しているのかを予測する力こそ重要となります。
ルアーをチョイスする要素として、
色、動き、大きさ、レンジ、ルアーを巻く速さ、ルアーを通す方向、ルアーの向き
などありますが、それらの要素のうちどれとどれがリアクションを引き出せるかという視点で考えていくと簡単になっていきます。
キモとなる部分以外にはかなりアバウトでも十分魚は釣れます。
リアクションという部分に着目すれば、5㎝未満のマイクロベイトパターンで10㎝のルアーで釣れる説明がつきます。
大事なのは、細かい部分でなく、最大のキモがどこなのか?です。