今までアカメ用リールとしてカルコンの200番を使用していたが、ある程度使用するとレベルワインドの引っ掛かりが出るのが気になっていた。
ごみが引っ掛かってるのかと思っていたが、掃除をしてもしばらくするとまた引っ掛かりが出る。
てな話を行きつけの釣具屋で話すと、デカい魚を掛けてレベルワインドのギアか金具が壊れてるからじゃない?
と、言われる。
確かに、アカメを掛けてからしばらくすると引っ掛かりが出始めるような気がする・・・
聞けば、デカい魚を掛けるとよくあることらしい。デカい魚を狙う人はレベルワインドを外して使う人も多いとのこと。
さすがにレベルワインドを外すのはやりたくなかったので、番手を上げることでそのあたりの強度も上がることを期待し300番を購入。
2014年モデルからの変更点
今までは14モデルを使用していました。
今回のは18モデル。
どこが変わったかといえば、
ブレーキが旧SVSに変更
キャスト時にレベルワインドがスプールと連動
ギア比がアップ
ドラグ音が鳴る
手に取って分かるのはこの辺でしょう。
ほかにも細かい部分で変更点があるかもしれないですが、使用して実感できるところはこの程度でしょう。
外観は大きくは変わっていません。
使ってみての第一印象
いきなりですが使った感想を。
投げて最初に思ったのが、
う、うるさい・・・
でした(笑)
キャスト時にレベルワインドが動くのですが、この時にギャギャギャと音が鳴るのです。
これが非常に耳障り。まあ、このあたりの感じ方は人それぞれでしょうが・・・
私個人としては大きなマイナスポイント。
旧モデルと似たようなセッティングで投げたのですが、飛距離は落ちているように感じました。
おそらくレベルワインド連動にしたことで抵抗が増えたことが原因ではないかと。
実際、旧モデルよりよりもメカニカルブレーキを弱めてもバックラしないように感じます。
メカニカルブレーキをほんの少し弱めにして旧モデルと同じくらいの飛距離。
自分の感覚ではメカニカルブレーキ2~3クリック分がレベルワインド連動分の抵抗増だが、その分バックラが減ることでメカニカルブレーキを弱めることができると考えると、実質飛距離は変わらないともいえるかもしれません。
巻き心地はさすがカルコン!
旧モデル同様最高に良いです。
数日間使用してみて
現在、アカメ遠征2回分使用してみての感想です。
この間掛けたアカメは、
目測120オーバー(トラブル発生でバラシ)
目測100cmくらい(自分の単純なミスでバラシ)
104㎝をキャッチ
の3本。
いまだレベルワインドの引っ掛かりは出てないです。
ここまで使てみた感想を率直に書くと、
使用感は大きく下がった。すなわちマイナスな印象です。
一番なマイナスはブレーキの変更です。
SVSを採用にしたのには何らかの合理的理由があったのでしょうが、カバーを外さないとブレーキ調整ができないのはやはりめんどくさいです。
しかも、自分はSVSインフィニティ(旧モデルのブレーキ)でなんの問題も感じていなったのでなおさらマイナスに感じてしまいます。
そして、スプールの交換にドライバーが必要となっている点も利便性を殺しています。
レベルワインド連動の音も気になります。
こちらも前のモデルで全く問題を感じていなかったのでマイナスに感じます。
どうも、太いPEを使用したときにラインがレベルワインドをたたく、という声が多く寄せられのが変更の理由らしいです。
自分は気になったことがないのだが・・・
ブレーキにしてもレベルワインドにしても、
限界ギリギリまでかっ飛ばすときに多少の問題が出るのでしょうか?
自分が問題を感じないという事はまだまだ性能を出し切れていないということなのか??
ほかの人がどう思っていたのか気になったので、某SNSでアンケートをとった結果、ブレーキとレベルワインドについて、おおよそ4割程度の人が現行のほうが良いと思っているという結果に。
6割程普度は旧方式のほうが良いという結果・・・
やはり利便性の低下は大きいのか・・・
ブレーキ、レベルワインド以外の部分、外観や大まかな使用感は14モデルと、さほど変わりはないので利便性重視の方はあえて14モデルを選ぶというのもありかもしれません。
カルカッタコンクエスト301